スロヴェニアワインとデセールのコース 2019.11.23

2019.11.23(土)雨のち曇り

1品目 赤い果物のスフレオムレット 1杯目 

1杯目 ZAROネグラテネラ2018ロゼ


2品目 洋梨のスパイスコンポートとロラーダ

2杯目 USSAIヤーコット2017白


3品目 林檎のコンフィチュールとかぼちゃレーズンクネル ギバニッツア仕立て

3杯目 MANSUSヴィジャ2016オレンジ


4皿目 葡萄とマスカルポーネのフルーニュと柿蕎麦がき

4杯目 GONCピノグリージョ2018オレンジ


5皿目 小菓子盛り合わせ パニプリ、パートドフリュイ、ほうずき飴

5杯目 コーヒー、紅茶


スロヴェニアワインのインポーターである365wineの大野さんとのコラボレーション。

デセールもワインに合わせ、スロヴェニアのお菓子を参考にして皿盛りデザートに再構築した。スロヴェニアの料理はもともと日本料理に近いものも多く、例えばそば粉を用いたそばがきのような物もあるらしい。お味も優しく、なんとなく和食に似ているものが多いとの事。だから日本料理とスロヴェニアワインの相性も良いのだ、と教えていただいた。

お菓子の特徴は、「巻いたり、包んだりする」

なんとなく、かわいさを感じるな。巻いたり、包んだりするのが好きなスロヴェニアの人。

2品目のロラーダはまさに巻いたやつ。ロールケーキのような見た目のこのお菓子は、大野さんから教えていただいたレシピでお作りした、くるみと卵と砂糖のみのシンプルな配合の生地にサワークリームとヨーグルトのクリームを巻いたスロヴェニアの郷土菓子。

洋梨のコンポートとも相性良く、繊細で優しいお味だった。



私はワインの造り手さん達のお話を聞くのが大好きで、この日も「このワインを作った人はどんな人なんですか?」と聞いてみた。

スロヴェニアの造り手さんの多くは、おおらかで仕事は真面目にやる人たち。

中には「この造り手さんは・・・プレイボーイです。」なんて回答もあり。

人柄を聞いてから飲むワインの味は、なるほど。と納得することが多い。

成分だけでなく、その人の思いや生活も体の中に入れて、吸収して栄養に変えていく。

多分、我々の作るものも、そうなんだろうなぁ。と思うので、一生懸命考えながら生きなくては。と思う毎日です。

大野さんからスロヴェニアのお話を伺いながら、スロヴェニアからやってきたワインを飲むひと時はとても楽しく、初対面のお客様同士の話も弾んでいた。

きっと今回のお客様達の行ってみたい国ナンバー1にスロヴェニアを輝かせることができた確信を持ちながら、会は終了。

楽しい会にしてくださったお客様方、大野さん、本当にありがとうございました。

chercheuses -シェルシューズ- デセールコースと菓子屋

二子新地にお店を構える、時々デセールコース、基本菓子屋と喫茶 シェルシューズです。